人生36年で初めてミュージカルを観に行きました。福岡には10年以上前から劇団四季の常設劇場もあるというのに何とも恥ずかしい。。
このレ・ミゼラブルの作曲者はクロード=ミッシェル・シェーンベルク。そう吹奏楽でおなじみの「ミス・サイゴン」を書いた人ですね。
水曜日の夜の部に行ったのですが、てっきり18時半開演と思ってたら18時15分開演で、最初の5分は見損なってしまいました。何やってるんだか…
席に着くともうステージでは別所哲也さんが歌ってます。うわっすごい舞台、生演奏だ〜と完全に圧倒されて引き込まれました。
ストーリーはやや複雑です。人物名も初耳ではなかなか頭に入らないでしょう。原作の「ああ無情」は昔読んだのですが断片的にしかストーリーを覚えていませんでした。でもおかげで話について行くのは比較的楽でした。原作知らないで初めて観る方は、ネットで検索して第1幕のあらすじまで頭に入れておくと、きっと楽しめると思います。
エポニーヌ役の知念里奈さんが本当に素晴らしかった。第2幕のソロは感動して鳥肌立ちましたよ。10月までやってるのでまた観たいなぁ。配役は変わっていくので今度はまた違う面白さが出るんでしょうね。ジャベール役で美声を聞かせた岡幸二郎さんは、来月アンジョルラス役で登場します。
まだミュージカルに触れたことが無い皆さん。福岡に住んでてほんの3時間の時間と5千円だけあれば、新しい刺激が待ってますよ。ぜひ足を運んでみてください。
博多座 レ・ミゼラブルHP
http://www.hakataza.co.jp/lemi2007/index.html
2007年09月21日
2007年07月17日
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団(2007.7.4 アクロス福岡シンフォニーホール)
前々から期待していたサンタ・チェチーリア管の演奏会です。仕事の具合によっては行けないかもしれないので当日券で入りましたが、驚くほど客の入りは少なかったです。1階席で6割程度、2・3階は4割も埋まっていなかったと思います。本当に素晴らしい演奏会だったのに。。
ベートーヴェンの運命から明るい音色と大らかな歌で満ちています。私が思うにこの時代のドイツ人、そしてベートーヴェンはイタリアにある種の憧れを感じていたのではないでしょうか。音楽史上、ヴィヴァルディまではイタリアの独壇場ですし、バッハやモーツァルトからクラシックの主流がドイツに移ったものの、ベートーヴェンと同時代にはパガニーニやロッシーニといった大スターがいたわけです。
そんなことを考えながらパッパーノ指揮の運命を聴いていると、随所にイタリアなイメージが浮かんできました。技術的にも申し分なく非常に新鮮な運命でした。
休憩挟んで舞台上は管楽器が大集合。ひな壇には下手からHr/Tp/Tb/Tubaがずらっと一列に並んで壮観です。そして美しくも色鮮やかなローマの噴水が始まりました。どの楽器も上手いんですけどObとCl、Hrが印象的でした。
噴水の最後はカリヨンの鐘と共に日没して曲を終えます。誰もが息を潜めて余韻に浸る瞬間です。そこでパッパーノは緊張感を維持したままアタッカでローマの松に突入しました。このアイデアには目からウロコで閃光が走りました。演奏会から2週間が経過した今でもあの光景を鮮明に覚えています。
2楽章のオフステージTpソロも完璧。アッピア街道の松のバンダはフリューゲルとテナーホルン(なのかな?)を使用していました。
私の愛聴盤、ダニエレ・ガッティ指揮サンタ・チェチーリア管のローマ3部作のディスク
でもローマの祭り「チルチェンセス」のバンダはフリューゲルを使用しています。(アッピア街道は聴いた感じではフリューゲルとトランペットを両方使ってそう)
レスピーギのスコアではいずれのバンダもブッキーナという楽器名で指定しています。ブッキーナは古代ローマ時代の金管楽器だそうで、音抜けの良い円筒管のトランペットよりも円錐管のフリューゲルの方が素朴で原始的な響きがするので、イメージが近いと思います。オケや吹奏楽で松や祭りを演奏するときはぜひフリューゲルの使用をご検討ください。
横道にそれてばかりですが、松も盛況に終わり場内はかなり沸きました。アンコールもカヴァレリア間奏曲に運命の力と、まさにローマフルコースをお腹いっぱい味わうことができました。
終演後はマエストロに会いたくて楽屋口に並んでいたら、団員の方々がみんなニコニコしてありがとう〜(たぶん)と言いながら
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団(2007.7.4 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:アントニオ・パッパーノ
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
アンコール
レオンカヴァッロ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
ヴェルディ:「運命の力」序曲
ベートーヴェンの運命から明るい音色と大らかな歌で満ちています。私が思うにこの時代のドイツ人、そしてベートーヴェンはイタリアにある種の憧れを感じていたのではないでしょうか。音楽史上、ヴィヴァルディまではイタリアの独壇場ですし、バッハやモーツァルトからクラシックの主流がドイツに移ったものの、ベートーヴェンと同時代にはパガニーニやロッシーニといった大スターがいたわけです。
そんなことを考えながらパッパーノ指揮の運命を聴いていると、随所にイタリアなイメージが浮かんできました。技術的にも申し分なく非常に新鮮な運命でした。
休憩挟んで舞台上は管楽器が大集合。ひな壇には下手からHr/Tp/Tb/Tubaがずらっと一列に並んで壮観です。そして美しくも色鮮やかなローマの噴水が始まりました。どの楽器も上手いんですけどObとCl、Hrが印象的でした。
噴水の最後はカリヨンの鐘と共に日没して曲を終えます。誰もが息を潜めて余韻に浸る瞬間です。そこでパッパーノは緊張感を維持したままアタッカでローマの松に突入しました。このアイデアには目からウロコで閃光が走りました。演奏会から2週間が経過した今でもあの光景を鮮明に覚えています。
2楽章のオフステージTpソロも完璧。アッピア街道の松のバンダはフリューゲルとテナーホルン(なのかな?)を使用していました。
私の愛聴盤、ダニエレ・ガッティ指揮サンタ・チェチーリア管のローマ3部作のディスク
レスピーギのスコアではいずれのバンダもブッキーナという楽器名で指定しています。ブッキーナは古代ローマ時代の金管楽器だそうで、音抜けの良い円筒管のトランペットよりも円錐管のフリューゲルの方が素朴で原始的な響きがするので、イメージが近いと思います。オケや吹奏楽で松や祭りを演奏するときはぜひフリューゲルの使用をご検討ください。
横道にそれてばかりですが、松も盛況に終わり場内はかなり沸きました。アンコールもカヴァレリア間奏曲に運命の力と、まさにローマフルコースをお腹いっぱい味わうことができました。
終演後はマエストロに会いたくて楽屋口に並んでいたら、団員の方々がみんなニコニコしてありがとう〜(たぶん)と言いながら
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団(2007.7.4 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:アントニオ・パッパーノ
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
アンコール
レオンカヴァッロ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
ヴェルディ:「運命の力」序曲
2007年04月08日
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 2007.3.24 アクロス福岡シンフォニーホール
一度は生で聴いてみたいと思っていたイスラエル・フィルの福岡公演です。福岡には10年ほど前に来て以来のことらしいですね。しかも今回はメータ指揮で「新世界」「ツァラ」という最強プログラムです。
イスラエル・フィルの「新世界」と言えば、バーンスタイン盤
の(激遅で有名な)超名演があります。そしてメータの「ツァラ」と言えば、輝かしいロス・フィルとのデッカ盤
がありますね。どちらも生涯の愛聴盤です。
会場はほぼ満席。私は当日券を早めに買いに行って3階席1列目右寄りが取れました。残席は20無かったかな?
1曲目の「新世界」ではやはり自慢の弦セクションがすごい存在感でぐいぐい引っ張ります。2楽章終盤で弦アンサンブルが途切れ途切れに奏でるところは、期待通り泣かせてくれました。イングリッシュ・ホルンの美音も印象的。
そしてメインの「ツァラ」。以前書いたように私はこの曲が大好きで、大オーケストラを使った最高のエンタ作品と思ってます。アクロスにはオルガンが無いので電気式のものでしたが、昔聴いたときより音質が良くなってるように感じます。強大な弦楽器群はもちろんのこと、ものすごく上手なホルンとトランペットのトップを中心に管楽器がやりたい放題と言った感じ。音の洪水にどっぷり浸り、最高に贅沢な時間を過ごせました。
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(2007.3.24 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:ズービン・メータ
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
イスラエル・フィルの「新世界」と言えば、バーンスタイン盤
会場はほぼ満席。私は当日券を早めに買いに行って3階席1列目右寄りが取れました。残席は20無かったかな?
1曲目の「新世界」ではやはり自慢の弦セクションがすごい存在感でぐいぐい引っ張ります。2楽章終盤で弦アンサンブルが途切れ途切れに奏でるところは、期待通り泣かせてくれました。イングリッシュ・ホルンの美音も印象的。
そしてメインの「ツァラ」。以前書いたように私はこの曲が大好きで、大オーケストラを使った最高のエンタ作品と思ってます。アクロスにはオルガンが無いので電気式のものでしたが、昔聴いたときより音質が良くなってるように感じます。強大な弦楽器群はもちろんのこと、ものすごく上手なホルンとトランペットのトップを中心に管楽器がやりたい放題と言った感じ。音の洪水にどっぷり浸り、最高に贅沢な時間を過ごせました。
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(2007.3.24 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:ズービン・メータ
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
2007年01月26日
更新とCD購入状況
チャイコフスキー「1812年」
ホルストの木星
書いた後で新たに聴いたディスクの感想を書き足しています。
近ごろこれといったネタも無くまったく更新してません。CDもあまり買ってません。というのも年末からClassicJapanというクラシックmp3ダウンロードサイトに1ヶ月入って、当分は聴くのに困らないほど大量にDLしたからです。
このサイトで初めてケーゲルやコンヴィチュニーという名指揮者の演奏を知ることができたのは大きな収穫でした。
久々に先週CDショップに行って、サッカーニ指揮ブダペストフィルのAmerican Classicsを購入。今までグランドキャニオンで録音・演奏ともに満足のいくCDが無かったのですが、これには大満足してます。
このサッカーニという指揮者は以前「ローマの祭り」主顕祭ラストでトスカニーニの遥か上を行くスピードでワールドレコードを達成?するほどの熱血漢。盛り上がらないまま曲を終えることができない性格のようで面白い演奏が多いです。
ということで現在3枚のCDを注文中です。チャイコ4番&1812年、カルミナブラーナ、ベト7ほかいろいろと大いに期待してCDの到着を待ってます
ホルストの木星
書いた後で新たに聴いたディスクの感想を書き足しています。
近ごろこれといったネタも無くまったく更新してません。CDもあまり買ってません。というのも年末からClassicJapanというクラシックmp3ダウンロードサイトに1ヶ月入って、当分は聴くのに困らないほど大量にDLしたからです。
このサイトで初めてケーゲルやコンヴィチュニーという名指揮者の演奏を知ることができたのは大きな収穫でした。
久々に先週CDショップに行って、サッカーニ指揮ブダペストフィルのAmerican Classicsを購入。今までグランドキャニオンで録音・演奏ともに満足のいくCDが無かったのですが、これには大満足してます。
このサッカーニという指揮者は以前「ローマの祭り」主顕祭ラストでトスカニーニの遥か上を行くスピードでワールドレコードを達成?するほどの熱血漢。盛り上がらないまま曲を終えることができない性格のようで面白い演奏が多いです。
ということで現在3枚のCDを注文中です。チャイコ4番&1812年、カルミナブラーナ、ベト7ほかいろいろと大いに期待してCDの到着を待ってます
2007年01月08日
シエナ・ウインド・オーケストラ福岡公演(2007.1.8 アクロス福岡シンフォニーホール)
今年最初の演奏会はシエナの福岡での初演奏会でした。
ネット上ではかなり宣伝を見ましたが客の入りは7〜8割くらいでした。B/C席は売り切れだったので3階は恐らく満席だったのでしょう。私は2階1列目のS席を開演直前の当日券で買うことができたのですが、なぜ当日までこんな特等席が5席近く残っていたのか販売方法に疑問を感じました。
私がシエナを聴くのは実は2度目です。そのときのパンフを段ボールから引っ張り出して見ると、1992年静岡の三島での演奏会のものでした。メンバー表を比較すると当時から残っているのはたったの6人だけだったのに少々驚きました。
初めての福岡公演ということで、かなり力の入ったプログラムとゲストです。私もこれだけの曲目とゲストがなければ行かなかったかもしれません。(指揮者が佐渡氏や金聖響氏なら何があっても絶対行きますけど。。)
前半は慎重に入ったのか刺激的な音や派手さは皆無で、中音域主体のソフトな演奏といった印象でした。エルカミはこの曲の持つ美しさが引き出され、心地よく聴くことができました。
休憩後、伊東たけしの登場で突然音楽に勢いがつき、みるみる会場内のテンションが上がったような気がしました。私は吹奏楽を始める前からのスクエアファンなので、逆にこういう吹奏楽をバックに伊東さんが立っている光景が違和感ありありだったのですが、EWIやサックスですぐに独自の世界に引き込みバンドも高揚し、素晴らしいステージになったと思います。
スターウォーズも前半とは違い豪快な鳴らしっぷりで迫力も十分。最近出たCDは聴いてませんがこのバンドはJ.ウィリアムズがよく似合うようです。
アンコールは再び伊東さんが登場し「宝島」を演奏。そして定番のお客さんもステージに上がっての「星条旗よ永遠なれ」では結構参加者も多く、しかも意外とまとまった演奏で面白かったです。
シエナ・ウインド・オーケストラ福岡公演
指揮:金洪才 ゲスト:伊東たけし(サックス)
祝典序曲(ドミトリー・ショスタコーヴィチ/編曲:上埜孝)
エル・カミーノ・レアル(アルフレッド・リード)
詩のない歌(ロルフ・ルディン)
アルメニアン・ダンス パートT(アルフレッド・リード)
オーメンズ・オブ・ラブ(和泉宏隆/編曲:真島俊夫)
フォーガットン サガ(和泉宏隆/編曲:槙野幸広)
トゥルース(安藤まさひろ/編曲:星出尚志)
「スター・ウォーズ」組曲(ジョン・ウィリアムズ)
T.ダース・ベーダーのテーマ(編曲:ドナルド・ハンスバーガー)
U.ヨーダのテーマ(編曲:ドナルド・ハンスバーガー)
V.メインタイトル(編曲:真島俊夫)
アンコール
宝島
星条旗よ永遠なれ
ネット上ではかなり宣伝を見ましたが客の入りは7〜8割くらいでした。B/C席は売り切れだったので3階は恐らく満席だったのでしょう。私は2階1列目のS席を開演直前の当日券で買うことができたのですが、なぜ当日までこんな特等席が5席近く残っていたのか販売方法に疑問を感じました。
私がシエナを聴くのは実は2度目です。そのときのパンフを段ボールから引っ張り出して見ると、1992年静岡の三島での演奏会のものでした。メンバー表を比較すると当時から残っているのはたったの6人だけだったのに少々驚きました。
初めての福岡公演ということで、かなり力の入ったプログラムとゲストです。私もこれだけの曲目とゲストがなければ行かなかったかもしれません。(指揮者が佐渡氏や金聖響氏なら何があっても絶対行きますけど。。)
前半は慎重に入ったのか刺激的な音や派手さは皆無で、中音域主体のソフトな演奏といった印象でした。エルカミはこの曲の持つ美しさが引き出され、心地よく聴くことができました。
休憩後、伊東たけしの登場で突然音楽に勢いがつき、みるみる会場内のテンションが上がったような気がしました。私は吹奏楽を始める前からのスクエアファンなので、逆にこういう吹奏楽をバックに伊東さんが立っている光景が違和感ありありだったのですが、EWIやサックスですぐに独自の世界に引き込みバンドも高揚し、素晴らしいステージになったと思います。
スターウォーズも前半とは違い豪快な鳴らしっぷりで迫力も十分。最近出たCDは聴いてませんがこのバンドはJ.ウィリアムズがよく似合うようです。
アンコールは再び伊東さんが登場し「宝島」を演奏。そして定番のお客さんもステージに上がっての「星条旗よ永遠なれ」では結構参加者も多く、しかも意外とまとまった演奏で面白かったです。
シエナ・ウインド・オーケストラ福岡公演
指揮:金洪才 ゲスト:伊東たけし(サックス)
祝典序曲(ドミトリー・ショスタコーヴィチ/編曲:上埜孝)
エル・カミーノ・レアル(アルフレッド・リード)
詩のない歌(ロルフ・ルディン)
アルメニアン・ダンス パートT(アルフレッド・リード)
オーメンズ・オブ・ラブ(和泉宏隆/編曲:真島俊夫)
フォーガットン サガ(和泉宏隆/編曲:槙野幸広)
トゥルース(安藤まさひろ/編曲:星出尚志)
「スター・ウォーズ」組曲(ジョン・ウィリアムズ)
T.ダース・ベーダーのテーマ(編曲:ドナルド・ハンスバーガー)
U.ヨーダのテーマ(編曲:ドナルド・ハンスバーガー)
V.メインタイトル(編曲:真島俊夫)
アンコール
宝島
星条旗よ永遠なれ
2006年11月28日
京都市交響楽団(2006.11.27 アクロス福岡シンフォニーホール)
京都市交響楽団(略称は京響?)の福岡での演奏会です。いつも聴いてる九響や昨年聴いた札幌交響楽団といった地方オケと同じくらいの実力だと感じましたが、弦セクションの音程と音色の良さは随一でしょう。
この日は3階席は使用せず、1・2階席で7割程度の入り。入場料が2000〜4000円とプロオケとしてはかなり安い料金設定の上、「くるみ割り」「巨人」という魅力的なプログラムだったのですが、宣伝不足・認知度不足だったのでしょうか? 演奏内容も良かっただけにもっと多くの人に聴いて欲しかったです。
「くるみ割り人形」は組曲版をそのまま演奏。曲間に狂言が入るという趣向でした。狂言は今で言うショートコントのようでした。独特の発声で、PAなしでも声がホール後方までよく通っていました。なかなか狂言の舞台に接することはないので、こういうコラボレーションは素晴らしいですよね。オケも好演でした。前述の弦楽器群とチェレスタとハープの美しい音色に魅了されました。
マーラーの巨人は意外と実演で聴く機会がありません。個人的には生で聴くのは15年ぶりくらいです。オケも全国ツアーで繰り返し演奏して福岡に来ただけに、危なげが全く無く、ツボを押さえたいい演奏でした。(第1・第2楽章の反復を省略していたのだけは残念)
終楽章コーダで、マーラーはスコアに「ホルンは十分な音量が得られるように残らず立ち上がる」「ホルンの旋律にトランペット1本とトロンボーン1本を追加してもよい」と記しています。今回の演奏会ではこれをすべて実行していました。ホルン7本のスタンドプレイは壮観でしたね。
アンコールのハンガリー舞曲第1番が終わったのが9時20分ごろ。オーケストラの響きを堪能し、のだめを見るために急いで帰りました
京都市交響楽団(2006.11.27 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:大友直人
狂言:茂山千三郎、茂山正邦
曲目:
『こんぺい糖』:チャイコフスキー「くるみ割り人形」第1組曲より
交響曲第1番「巨人」(マーラー)
この日は3階席は使用せず、1・2階席で7割程度の入り。入場料が2000〜4000円とプロオケとしてはかなり安い料金設定の上、「くるみ割り」「巨人」という魅力的なプログラムだったのですが、宣伝不足・認知度不足だったのでしょうか? 演奏内容も良かっただけにもっと多くの人に聴いて欲しかったです。
「くるみ割り人形」は組曲版をそのまま演奏。曲間に狂言が入るという趣向でした。狂言は今で言うショートコントのようでした。独特の発声で、PAなしでも声がホール後方までよく通っていました。なかなか狂言の舞台に接することはないので、こういうコラボレーションは素晴らしいですよね。オケも好演でした。前述の弦楽器群とチェレスタとハープの美しい音色に魅了されました。
マーラーの巨人は意外と実演で聴く機会がありません。個人的には生で聴くのは15年ぶりくらいです。オケも全国ツアーで繰り返し演奏して福岡に来ただけに、危なげが全く無く、ツボを押さえたいい演奏でした。(第1・第2楽章の反復を省略していたのだけは残念)
終楽章コーダで、マーラーはスコアに「ホルンは十分な音量が得られるように残らず立ち上がる」「ホルンの旋律にトランペット1本とトロンボーン1本を追加してもよい」と記しています。今回の演奏会ではこれをすべて実行していました。ホルン7本のスタンドプレイは壮観でしたね。
アンコールのハンガリー舞曲第1番が終わったのが9時20分ごろ。オーケストラの響きを堪能し、のだめを見るために急いで帰りました
京都市交響楽団(2006.11.27 アクロス福岡シンフォニーホール)
指揮:大友直人
狂言:茂山千三郎、茂山正邦
曲目:
『こんぺい糖』:チャイコフスキー「くるみ割り人形」第1組曲より
交響曲第1番「巨人」(マーラー)
2006年11月17日
若い人に薦める“明るい”マーラー
とあるきっかけがありマーラーについて書きます。
マーラーはペシミストであるイメージが強く、確かにその集大成である交響曲第9番、大地の歌は傑作という他ありません。しかしながら単純にカッコ良さや大音量を楽しむ聴き方があってもいいと思います。
派手な吹奏楽曲が好きな若い人ならどんどんのめり込んでいけるでしょう。
交響曲第1番「巨人」
佐渡裕さんは小5のときに初めて買ったレコードがバーンスタインの巨人で、怪獣が現れヒーローが活躍する様子を思い浮かべながら聴いていたそうですが、実は私もそんな感じで正義の味方「巨人」が活躍する物語だと思ってました。まぁ解説を読んですぐに違うことがわかり、若者の苦悩や挫折、未来への希望といったところでしょうか。まずは第4楽章20分間を大音量で聴きましょう。
おすすめ〜バーンスタイン&コンセルトヘボウ管
交響曲第7番「夜の歌」
いきなり間をすっ飛ばしてマーラーの全交響曲中、最も価値が無い楽章とまで言われる第7番の第5楽章を聴きましょう。明るい行進曲調でTpのハイトーンの連続。クライマックスが来てエンディングかと思わせてなかなか終わりません。ぜひ上手いオケで聴きたいですね。第1楽章のテナーホルンソロと美しい中間部もいいですよ。
おすすめ〜ティルソン・トーマス&ロンドン響
交響曲第2番「復活」
ラストの大合唱でカタルシスを味わえます。第5楽章中盤、オケのみでの勇壮なマーチはとてもカッコいい。舞台外の金管打楽器とステージ内のオケとの絡み合いが聞きモノです。
おすすめ〜バーンスタイン&ニューヨークフィル
交響曲第3番
全6楽章の長い長い交響曲です。まずは第1楽章(これだけで30分以上あります)から。冒頭8本のホルンのユニゾンで始まり、葬送行進曲に続いて明るいマーチが静かに始まります。キラキラして突っ走る終わり方が印象的です。最終楽章終盤の金管の美しいコラールもぜひ!
おすすめ〜バーンスタイン&ニューヨークフィル
交響曲第8番「千人の交響曲」
そりゃ千人ですからフォルテで鳴らせばすごいことになりますよ。第1部をヘッドフォンして大音量で聴きましょう。冒頭のオルガンに導かれて始まる大合唱は最近CMでも使われてますよね。
おすすめ〜ショルティ&シカゴ響
以上、クラシック名曲案内本とは違う切り口でマーラーを紹介しました。これをとっかかりに少しずつ聴く曲を増やしていければ、きっとマーラーは一生の宝になりますよ。
マーラーはペシミストであるイメージが強く、確かにその集大成である交響曲第9番、大地の歌は傑作という他ありません。しかしながら単純にカッコ良さや大音量を楽しむ聴き方があってもいいと思います。
派手な吹奏楽曲が好きな若い人ならどんどんのめり込んでいけるでしょう。
交響曲第1番「巨人」
佐渡裕さんは小5のときに初めて買ったレコードがバーンスタインの巨人で、怪獣が現れヒーローが活躍する様子を思い浮かべながら聴いていたそうですが、実は私もそんな感じで正義の味方「巨人」が活躍する物語だと思ってました。まぁ解説を読んですぐに違うことがわかり、若者の苦悩や挫折、未来への希望といったところでしょうか。まずは第4楽章20分間を大音量で聴きましょう。
おすすめ〜バーンスタイン&コンセルトヘボウ管
交響曲第7番「夜の歌」
いきなり間をすっ飛ばしてマーラーの全交響曲中、最も価値が無い楽章とまで言われる第7番の第5楽章を聴きましょう。明るい行進曲調でTpのハイトーンの連続。クライマックスが来てエンディングかと思わせてなかなか終わりません。ぜひ上手いオケで聴きたいですね。第1楽章のテナーホルンソロと美しい中間部もいいですよ。
おすすめ〜ティルソン・トーマス&ロンドン響
交響曲第2番「復活」
ラストの大合唱でカタルシスを味わえます。第5楽章中盤、オケのみでの勇壮なマーチはとてもカッコいい。舞台外の金管打楽器とステージ内のオケとの絡み合いが聞きモノです。
おすすめ〜バーンスタイン&ニューヨークフィル
交響曲第3番
全6楽章の長い長い交響曲です。まずは第1楽章(これだけで30分以上あります)から。冒頭8本のホルンのユニゾンで始まり、葬送行進曲に続いて明るいマーチが静かに始まります。キラキラして突っ走る終わり方が印象的です。最終楽章終盤の金管の美しいコラールもぜひ!
おすすめ〜バーンスタイン&ニューヨークフィル
交響曲第8番「千人の交響曲」
そりゃ千人ですからフォルテで鳴らせばすごいことになりますよ。第1部をヘッドフォンして大音量で聴きましょう。冒頭のオルガンに導かれて始まる大合唱は最近CMでも使われてますよね。
おすすめ〜ショルティ&シカゴ響
以上、クラシック名曲案内本とは違う切り口でマーラーを紹介しました。これをとっかかりに少しずつ聴く曲を増やしていければ、きっとマーラーは一生の宝になりますよ。
2006年11月07日
アーノルド「第六の幸運をもたらす宿」の新盤
2年前に吹奏楽版の指揮をしました。メロディは美しいしスケールも大きく聴きばえのする曲なので以前から吹奏楽コンクールでも人気があります。私は当初あまり好きではなかったのですが、取り組んでみると面白くなってきたというよくあるパターンです。
オーケストラのCDでは今までヒコックス&ロンドン交響楽団しか無かったのですが、オケも上手いしツボを押さえた演奏と迫力のある録音で非常に満足のいくものです。「戦場にかける橋」「サウンドバリアー」も収録されてます。
ところが今年になって突如「第六」の新録音が登場し、さっそく購入しました。
ハンドリー&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アーノルド
・喜劇序曲『ベッカス・ザ・ダンディプラット』 Op.5
・管弦楽組曲『第6の幸福をもたらす宿』
・21回目の誕生日のためのフローリッシュ[世界初録音]
・交響曲第6番
・フィルハーモニー協奏曲
アーノルドは元々このロンドンフィルのトランペット奏者であり(ブックレットにはスライドトランペットを吹く若きアーノルドの写真が…)、「21回目の〜」と「フィルハーモニー〜」はロンドンフィルのために書かれたものです。
肝心の演奏は全体にスローでパワー不足な録音のため、「第六」ではヒコックス盤には劣ると思います。ただスローテンポが2曲目にはいい感じで合ってるし、3曲目でメインテーマが再現されるところもじっくり歌えてて私は好みです。(ヒコックス盤はテンポがちょっと早い) ラストの和音の伸ばしではハープのグリッサンドが鮮やかに聞こえ、びっくりして耳を奪われます。
他の収録曲もカッコよくて聞きやすいので、「第六」好き、アーノルド好きでしたら買っても良いかと思います。
「第六」はよく知られているようにイングリット・バーグマン主演の映画「六番目の幸福」の音楽で、長らくこのビデオは入手が難しい状況でした。それが最近DVDで発売になってたようです。やはり欲しくなるのが人情というもので。。
マルコム・アーノルド氏は2006年9月23日に逝去されました。享年84歳でした。ご冥福をお祈りします。
オーケストラのCDでは今までヒコックス&ロンドン交響楽団しか無かったのですが、オケも上手いしツボを押さえた演奏と迫力のある録音で非常に満足のいくものです。「戦場にかける橋」「サウンドバリアー」も収録されてます。
ところが今年になって突如「第六」の新録音が登場し、さっそく購入しました。
ハンドリー&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アーノルド
・喜劇序曲『ベッカス・ザ・ダンディプラット』 Op.5
・管弦楽組曲『第6の幸福をもたらす宿』
・21回目の誕生日のためのフローリッシュ[世界初録音]
・交響曲第6番
・フィルハーモニー協奏曲
アーノルドは元々このロンドンフィルのトランペット奏者であり(ブックレットにはスライドトランペットを吹く若きアーノルドの写真が…)、「21回目の〜」と「フィルハーモニー〜」はロンドンフィルのために書かれたものです。
肝心の演奏は全体にスローでパワー不足な録音のため、「第六」ではヒコックス盤には劣ると思います。ただスローテンポが2曲目にはいい感じで合ってるし、3曲目でメインテーマが再現されるところもじっくり歌えてて私は好みです。(ヒコックス盤はテンポがちょっと早い) ラストの和音の伸ばしではハープのグリッサンドが鮮やかに聞こえ、びっくりして耳を奪われます。
他の収録曲もカッコよくて聞きやすいので、「第六」好き、アーノルド好きでしたら買っても良いかと思います。
「第六」はよく知られているようにイングリット・バーグマン主演の映画「六番目の幸福」の音楽で、長らくこのビデオは入手が難しい状況でした。それが最近DVDで発売になってたようです。やはり欲しくなるのが人情というもので。。
マルコム・アーノルド氏は2006年9月23日に逝去されました。享年84歳でした。ご冥福をお祈りします。
2006年10月23日
お風呂でCD
今日はビックカメラに行ったら防滴CDプレーヤーCASIO AJ-17WE
が特売で4980円で売ってたので即買いました
ずっと欲しいな〜と思ってたのです。定価では1万以上するらしくて、FM/AM/TVも聴けます。
イヤホン端子があるので部屋でヘッドフォンでも聴けるし(本当は部屋で聴くポータブルCDプレーヤーとどちらにするか迷ってたのです)、一番期待してなかったスピーカーの音が全然イケてるのでびっくりしました。これならクラシックでも聴いた気になれます
さっそく今晩はお風呂でドヴォルザークの8番を聴きました。演奏はドラマ版のだめにヴィエラ先生役で出てるマーツァル指揮チェコフィル
。この演奏みずみずしくて好きだなぁ。
私はこのブログで銭湯ネタを書いてるようにお風呂が大好きで、家でも30〜40分は普通に入ります。ドボ8全楽章で40分間。滝のように汗かいてちょっとのぼせてます。。
イヤホン端子があるので部屋でヘッドフォンでも聴けるし(本当は部屋で聴くポータブルCDプレーヤーとどちらにするか迷ってたのです)、一番期待してなかったスピーカーの音が全然イケてるのでびっくりしました。これならクラシックでも聴いた気になれます
さっそく今晩はお風呂でドヴォルザークの8番を聴きました。演奏はドラマ版のだめにヴィエラ先生役で出てるマーツァル指揮チェコフィル
私はこのブログで銭湯ネタを書いてるようにお風呂が大好きで、家でも30〜40分は普通に入ります。ドボ8全楽章で40分間。滝のように汗かいてちょっとのぼせてます。。
2006年10月15日
ツァラトゥストラはかく語りき
リヒャルト・シュトラウスの作品の中で私が一番好きなのがこれです。一般にはティルやアルプスやドンファンの方が人気あるかもしれませんね。
たまに「ツァラなんで最初だけで後は退屈」なんて耳にしますがとんでもない!
例の「2001年宇宙の旅」で超有名な(ボブ・サップも入場で使ってましたっけ?)冒頭のファンファーレはいつ聴いても圧倒されますが、その後の弦楽合奏がたまらなくいいんですよ。更に「歓喜と情熱について」では文字通り熱く燃え上がるし、「科学について」でのフーガも本当によくできていて面白い。「舞踏の歌」のワルツは心から楽しくて、今まで出てきた旋律が混ざり合い大きく盛り上がっていくところは正にオーケストラ音楽の醍醐味でしょう。高らかに鐘が鳴り響き美しい旋律を経て、不思議な余韻を残して曲を閉じる最後まで全く飽きさせません。
今日はいくつか聴いてみました。大本命と言われるカラヤン盤は家にも図書館にも無くて未聴です。ネット上では70年代の演奏が良く、80年代のは録音はいいけど演奏はやや劣るとの評判ですがどうなんでしょう?
テラークの優秀録音で有名なプレヴィン&ウィーンフィル盤は確かに録音とオケの音色は素晴らしい。でも久々に聴くとちょっと物足りなさもあります。
図書館で見つけたショルティ&ベルリンフィル盤は、ショルティが亡くなる前の年の録音で、さすがにベルリンフィルは上手いしなかなかの演奏。カップリングの「7つのヴェールの踊り」は今までいろいろ聴いた中でも最高レベルです。
ブロムシュテット&ドレスデンシュターツカペレ盤は今日聴いた中では一番ピタッとはまりました。中低音が充実したブラスと情熱的な演奏、更にデンオンのB&Kマイクを使った優秀録音など聴きどころ満載のディスクです。
メータ&ロスフィル盤もとても良かった。冒頭直後の弦の響きが素晴らしいし、メータのテンポ設定が絶妙。オケも上手いです。カップリングが「スターウォーズ」組曲で今じゃ1000円とかで売ってると思いますが、値段の倍以上の価値はあります。
変わりモノではイリノイ大学シンフォニックバンドによる吹奏楽全曲演奏のCDなんてのを持ってました。演奏はよく頑張ってますが大学生なのでいっぱいいっぱいな感じです。でもオケとはまた違った楽器の重ね方が面白く聴けました。
最後にリヒャルト・シュトラウス&ウィーンフィルの自作自演盤を紹介します。44年録音ということでひどい音を想像してたのですが、そこまではありませんでした。当時のウィーンフィルの美音と高い技術がよく聞き取れます。この雰囲気はさすがに今のオケじゃ出せません。この曲が好きな人もそうでない人もぜひご一聴ください。
たまに「ツァラなんで最初だけで後は退屈」なんて耳にしますがとんでもない!
例の「2001年宇宙の旅」で超有名な(ボブ・サップも入場で使ってましたっけ?)冒頭のファンファーレはいつ聴いても圧倒されますが、その後の弦楽合奏がたまらなくいいんですよ。更に「歓喜と情熱について」では文字通り熱く燃え上がるし、「科学について」でのフーガも本当によくできていて面白い。「舞踏の歌」のワルツは心から楽しくて、今まで出てきた旋律が混ざり合い大きく盛り上がっていくところは正にオーケストラ音楽の醍醐味でしょう。高らかに鐘が鳴り響き美しい旋律を経て、不思議な余韻を残して曲を閉じる最後まで全く飽きさせません。
今日はいくつか聴いてみました。大本命と言われるカラヤン盤は家にも図書館にも無くて未聴です。ネット上では70年代の演奏が良く、80年代のは録音はいいけど演奏はやや劣るとの評判ですがどうなんでしょう?
テラークの優秀録音で有名なプレヴィン&ウィーンフィル盤は確かに録音とオケの音色は素晴らしい。でも久々に聴くとちょっと物足りなさもあります。
図書館で見つけたショルティ&ベルリンフィル盤は、ショルティが亡くなる前の年の録音で、さすがにベルリンフィルは上手いしなかなかの演奏。カップリングの「7つのヴェールの踊り」は今までいろいろ聴いた中でも最高レベルです。
ブロムシュテット&ドレスデンシュターツカペレ盤は今日聴いた中では一番ピタッとはまりました。中低音が充実したブラスと情熱的な演奏、更にデンオンのB&Kマイクを使った優秀録音など聴きどころ満載のディスクです。
メータ&ロスフィル盤もとても良かった。冒頭直後の弦の響きが素晴らしいし、メータのテンポ設定が絶妙。オケも上手いです。カップリングが「スターウォーズ」組曲で今じゃ1000円とかで売ってると思いますが、値段の倍以上の価値はあります。
変わりモノではイリノイ大学シンフォニックバンドによる吹奏楽全曲演奏のCDなんてのを持ってました。演奏はよく頑張ってますが大学生なのでいっぱいいっぱいな感じです。でもオケとはまた違った楽器の重ね方が面白く聴けました。
最後にリヒャルト・シュトラウス&ウィーンフィルの自作自演盤を紹介します。44年録音ということでひどい音を想像してたのですが、そこまではありませんでした。当時のウィーンフィルの美音と高い技術がよく聞き取れます。この雰囲気はさすがに今のオケじゃ出せません。この曲が好きな人もそうでない人もぜひご一聴ください。

